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有害事象

ジアゼパムを含めて、ベンゾジアゼピン系の有害事象には、前向性健忘と混乱(特に高用量)と鎮静がある。長期間のベンゾジアゼピン系の使用は、耐性ベンゾジアゼピン依存症ベンゾジアゼピン離脱症候群に結びついている[12]。他のベンゾジアゼピン系のように、ジアゼパムは新しい情報の短期記憶および学習を損なう。ベンゾジアゼピンは前向性健忘症を引き起こす可能性があるが、逆行性健忘は発生しない、すなわちベンゾジアゼピン前に学習した情報は失われない。ベンゾジアゼピンの認知障害については長期使用による耐性は形成されない。高齢者はベンゾジアゼピンの認知を損なう影響に敏感である[13]。ベンゾジアゼピン停止後の認知障害は少なくとも6か月続き、この障害が6か月後に軽減するか永久的かどうかは不明である。またベンゾジアゼピンはうつ病を悪化させる[12]

発作を管理するときなど、ジアゼパムの静脈内注射や輸液を繰り返すと、呼吸抑制・鎮静・血圧などの薬物毒性に繋がることがある。ジアゼパムを24時間以上点滴されたならば、耐性が形成される[12]。鎮静・ベンゾジアゼピン依存症・乱用ポテンシャルのためベンゾジアゼピンの使用は限定される[14]

ジアゼパムには(他のベンゾジアゼピンと共通の)広範な副作用が存在する。特に頻繁に遭遇するものは以下の通りである。

  • 傾眠傾向
  • 抑うつ[15]
  • 運動機能・協調運動障害
  • (動揺性)めまい
  • 神経過敏
  • 順行性健忘(特に、高用量を服用した時)

ジアゼパムの本来の作用と反対の効果、つまり、易興奮性、筋痙攣、そして(極端なケースでは)憤激や暴力が見られることがあるかもしれない。これを「奇異反応」という。こうした効果があった場合、ただちにジアゼパムを中止しなければならない。こうした効果から、肉体的な耐性と精神的な依存が引き起こされうる。

長期間投与例の30%以下で、「低用量依存」として知られるある種の薬物依存状態が引き起こされる。つまり、こうした患者はジアゼパムによって引き起こされる「良い気分」を感じるために、用量を増加させることは必要としない。こうした患者の場合、離脱は困難を伴い、緩徐な計画によってのみ達成されうる。

外来患者にジアゼパムを処方する場合、機械操作・車両の運転に支障をきたす可能性に常に留意する必要がある。こうした障害は、アルコール摂取によって悪化する。どちらの薬物も中枢神経系を抑制するからである。治療の経過中に、通常は鎮静効果への耐性が出現する。

まれに、白血球減少症、あるいは胆汁うっ滞性肝障害といった副作用が観察されることがある。

睡眠時無呼吸発作を有する患者には、呼吸抑制作用によって呼吸停止と死を招く可能性がある。


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